ふうぐ音楽アカデミーとは、音楽を学ぶ方に世界的な教授のレッスンを受けられる機会を提供する音楽アカデミーです。 「ふうぐ」は、軽井沢ゆかりの作家堀辰雄が『美しい村』の中で用いた言葉です。音楽のような文学を目指した堀は、「遁走曲」という言葉に「ふうぐ」と読み仮名を付けました。このアカデミーが、音楽のみならず、多くのことを総合的に学べる機会となることを願い、この言葉を名前としました。ふうぐ音楽アカデミーは2年に一度の開催予定です。
受講生は講習期間中、教授からレッスンを受けるのはもちろんのこと、互いの聴講を通しても多くを学ぶこととなります。また、レッスンのみならず、教授とのディスカッションタイムを設け、哲学的な問いを共に考えることで、音楽に限定されない、幅広い視点を得ることができます。更には教授への質疑応答の時間も設けられ、海外留学に向けた具体的な質問や、レッスン時の疑問の解決ができる場を設けます。
東京の桐朋学園大学音楽学部附属 子供のための音楽教室、桐朋学園女子高等学校音楽科と桐朋学園大学で大島久子、徳丸聡子、田崎悦子、林秀光に、ドイツのハノーファー音楽演劇大学でコンラート・マイスターとベルント・ゲッツケに師事。ケルン音楽舞踊大学では、ピアノをアルボ・ヴァルドマに師事、国家演奏家資格を取得。歌曲伴奏法をユルゲン・グラウス、ピアノ室内楽をアンソニー・スピリのもとでそれぞれ修士課程修了。ヴィオラ奏者ライナー・モーク、ピアニストのパウル・バドゥラ=スコダ、パヴェル・ギリロフ、アレクサンダー・ロンクィッヒ、ヴィタリー・マルグリス、ジョルジュ・シェボックのマスタークラスでさらに芸術性を深める。定期的にピアノ・リサイタルを行うほか、ドイツ国内外のオーケストラとソリストとして共演。東京サントリーホール、ティラナ国立劇場、シューマン・ハウス(ボン)、ロベルト・シューマン・ザール(デュッセルドルフ)などで演奏。タリン(エストニア)の日本文化フェスティバル、ボンのベートーヴェンフェスティバル、ブラウンシュヴァイク室内楽ポディウム、シュヴァーベンの春、ドルトムント室内楽フェスティバルなどに出演。現代音楽への関心から、マルティン・ロンクィッヒ、ヨハネス・マークス、イェルク・ヴィトマンなど、さまざまな作曲家とコラボレーションを行っている。シンフォニアNRWのピアニストとして、さまざまな編成で室内楽コンサートを定期的に開催している。2022年からは同アンサンブルの芸術監督も務めており、ノルトライン=ヴェストファーレン州芸術科学省からの助成金により、2023年から2025年まで数々のプロジェクトを企画する。ケルン音楽舞踊大学講師。彼女の演奏は、WDRの番組『WDR 3 Konzerte』やDeutschlandfunkで放送されている。
伊澤悠 第3回ハンス・フォン・ビューロー国際ピアノコンクール第3位など、国内外のコンクールで受賞。 東京藝術大学在籍中アリアドネ・ムジカ賞、卒業時にアカンサス音楽賞、芸大クラヴィーア賞、同声会賞を受賞。これまでに、名古屋フィルハーモニー交響楽団、芸大フィルハーモニア管弦楽団、Meininger Hofkapelleと共演。 伊藤恵、Markus Grohの各氏に師事し、Alfred Brendel氏より指導も受けている。現在までベルリン芸術大学ピアノ科に在籍し、その間同大学古楽科にも入学。Lucas Blondeel氏の下で学び、最優秀の成績で卒業した。近年はドイツリートの演奏にも取り組み、2019年には第26回ブラームス国際コンクールにて最優秀歌曲伴奏賞を受賞した。 2020年より東京で音楽プロジェクト「Project NAKA」を主宰。 演奏活動に加え、ドイツ・グラモフォン社で独日翻訳や日本向けマーケティングにも携わっている。
© Foto: Marcel Mayr
東京の桐朋学園大学音楽学部附属 子供のための音楽教室、桐朋学園女子高等学校音楽科と桐朋学園大学で大島久子、徳丸聡子、田崎悦子、林秀光に、ドイツのハノーファー音楽演劇大学でコンラート・マイスターとベルント・ゲッツケに師事。ケルン音楽舞踊大学では、ピアノをアルボ・ヴァルドマに師事、国家演奏家資格を取得。歌曲伴奏法をユルゲン・グラウス、ピアノ室内楽をアンソニー・スピリのもとでそれぞれ修士課程修了。ヴィオラ奏者ライナー・モーク、ピアニストのパウル・バドゥラ=スコダ、パヴェル・ギリロフ、アレクサンダー・ロンクィッヒ、ヴィタリー・マルグリス、ジョルジュ・シェボックのマスタークラスでさらに芸術性を深める。定期的にピアノ・リサイタルを行うほか、ドイツ国内外のオーケストラとソリストとして共演。東京サントリーホール、ティラナ国立劇場、シューマン・ハウス(ボン)、ロベルト・シューマン・ザール(デュッセルドルフ)などで演奏。タリン(エストニア)の日本文化フェスティバル、ボンのベートーヴェンフェスティバル、ブラウンシュヴァイク室内楽ポディウム、シュヴァーベンの春、ドルトムント室内楽フェスティバルなどに出演。現代音楽への関心から、マルティン・ロンクィッヒ、ヨハネス・マークス、イェルク・ヴィトマンなど、さまざまな作曲家とコラボレーションを行っている。シンフォニアNRWのピアニストとして、さまざまな編成で室内楽コンサートを定期的に開催している。2022年からは同アンサンブルの芸術監督も務めており、ノルトライン=ヴェストファーレン州芸術科学省からの助成金により、2023年から2025年まで数々のプロジェクトを企画する。ケルン音楽舞踊大学講師。彼女の演奏は、WDRの番組『WDR 3 Konzerte』やDeutschlandfunkで放送されている。
第3回ハンス・フォン・ビューロー国際ピアノコンクール第3位など、国内外のコンクールで受賞。 東京藝術大学在籍中アリアドネ・ムジカ賞、卒業時にアカンサス音楽賞、芸大クラヴィーア賞、同声会賞を受賞。これまでに、名古屋フィルハーモニー交響楽団、芸大フィルハーモニア管弦楽団、Meininger Hofkapelleと共演。 伊藤恵、Markus Grohの各氏に師事し、Alfred Brendel氏より指導も受けている。現在までベルリン芸術大学ピアノ科に在籍し、その間同大学古楽科にも入学。Lucas Blondeel氏の下で学び、最優秀の成績で卒業した。近年はドイツリートの演奏にも取り組み、2019年には第26回ブラームス国際コンクールにて最優秀歌曲伴奏賞を受賞した。 2020n年より東京で音楽プロジェクト「Project NAKA」を主宰。 演奏活動に加え、ドイツ・グラモフォン社で独日翻訳や日本向けマーケティングにも携わっている。
© Foto: Marcel Mayr
2024年は、ベルリン芸術大学のピアノ科教授マルクス・グロー氏を迎え、マスタークラスを開催します。
マスタークラスは公開されます(聴講料:一日あたり1000円)。チケットは当日券のみの発売ですので、ご希望の方は当日受付にてお求めください。
レッスンスケジュール(変更の可能性があります)
(各受講生2回目以降のレッスンは先生と相談の上受講曲を決定します。
スケジュールは変更の可能性があります)
エリザベート王妃コンクール(1995年)で優勝したマルクス・グローは、現在、ヨーロッパ、アメリカ、アジアでリサイタルを行い、主要オーケストラに客演を重ねている。ロンドン交響楽団、クリーブランド管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、フィラデルフィア管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団などのオーケストラや、イヴァン・フィッシャー、ネーメ・ヤルヴィなどの指揮者の下で多くのトップオーケストラと共演。 シュレースヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、ルートヴィヒスブルク城音楽祭、シュヴェツィンガー音楽祭、シューベルティアーデ・シュヴァルツェンベルクなどの数多くの有名な音楽祭にも招聘されている。 フランクフルター・アルゲマイネ紙はグローのピアノ演奏を「怒りと詩の共生」と評した。また、ヘラクレス・ホールでのデビュー・リサイタルは、南ドイツ新聞に「アルゲリッチの気質とスヴャトスラフ・リヒテルの美的厳格さ」と絶賛された。 彼が 20 年前に設立したベルリン郊外の「ベーバーゼー フェスティバル」も、重要な音楽祭の一つとなっている (www.bebersee.de)。 マルクス・グローは、最初にリリースしたリストの作品を収めたCDで、グラモフォン・マガジン誌の「エディターズ・チョイス」を含む、いくつかの賞を受賞。2019年には最新リリースとして、ダニー・エルフマンのピアノ四重奏曲を世界初演録音。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとの共演で、ソニー・クラシカルからリリースされた。 マルクス・グローは1989年からベルリンでハンス・ライグラフ教授に師事。 1999 年から 2003 年まで、および 2010 年以降ハノーバー音楽演劇メディア大学教授。その後2014年よりベルリン芸術大学教授。2017年より、同大学の音楽祭「クレッシェンド」の芸術監督も務めている。
期間
2024年9月20日(金)から26日(木)
会場
軽井沢市内の施設(脇田美術館・大賀ホール 他)
申し込み資格
1.音楽を専門に勉強する方
2.全日程参加できる方
3.年齢は問いません
レッスン
教授と1対1のレッスンを3回受講して頂きます。各レッスンは60分です。選曲は自由です。
レッスンは一般に公開され、受講生同士も聴講自由とします。レッスンは英語またはドイツ語。オプションで通訳を付けることができます。
宿泊
アカデミーが手配した宿泊場所に宿泊いただきます。また、朝食・昼食は受講料に含まれています。
受講料
170,000円(宿泊、朝・昼食込み)
オーディション
受講希望者が提出した録音または録画をマルクス・グロー教授が自ら審査し、受講生8名を選抜します。過去1年以内に録音・録画した10~15分程度の自由曲をYouTubeやクラウド上にアップロードし、そのURLを記載してください。音源の提出に問題がある場合は事務局までお問い合わせください。
申し込み方法
下記の「申し込む」ボタンを押して、オンラインフォームよりお申込みください。
オーディションの結果通知
7月末までにメールで通知します。
申し込み締め切り
2024年6月30日㈰
キャンセルポリシー
オーディションに合格し、受講料をお振込み頂いた後は、原則としてキャンセルを受け付けません。
期間
2024年9月20日(金)から26日(木)
会場
軽井沢市内の施設(脇田美術館・大賀ホール 他)
申し込み資格
1.音楽を専門に勉強する方
2.全日程参加できる方
3.年齢は問いません
レッスン
教授と1対1のレッスンを3回受講して頂きます。各レッスンは60分です。選曲は自由です。
レッスンは一般に公開され、受講生同士も聴講自由とします。レッスンは英語またはドイツ語。オプションで通訳を付けることができます。
宿泊
アカデミーが手配した宿泊場所に宿泊いただきます。また、朝食・昼食は受講料に含まれています。
受講料
170,000円(宿泊、朝・昼食込み)
オーディション
受講希望者が提出した録音または録画をマルクス・グロー教授が自ら審査し、受講生8名を選抜します。過去1年以内に録音・録画した10~15分程度の自由曲をYouTubeやクラウド上にアップロードし、そのURLを記載してください。音源の提出に問題がある場合は事務局までお問い合わせください。
申し込み方法
下記の「申し込む」ボタンを押して、オンラインフォームよりお申込みください。
オーディションの結果通知
7月末までにメールで通知します。
申し込み締め切り
2024年6月30日㈰
キャンセルポリシー
オーディションに合格し、受講料をお振込み頂いた後は、原則としてキャンセルを受け付けません。.
オープニングコンサート。
レッスン5コマ
学生たちはお互いのレッスンを自由に聞くことができます。
レッスン5コマ
午前:
マルクス・グロー氏との非公開ディスカッション
「なぜ音楽をするのか?」という哲学的な問いを教授と一緒に考えます。 ディスカッションの内容は、受講生コンサートのプログラム冊子で配布されます。
午後:
レッスン5コマ
レッスン5コマ
受講生コンサート
コンサート終了後、レセプション
午前:
レッスン4コマ
午後:
グロー教授との質疑応答の時間